MOTION●RECプロトタイプ版をリリースしました
ここ一ヶ月くらい、けんじさんと友人と作っていた作品のプロトタイプ版が完成しました。
MOTION●REC
「動きを記録して再生する」というコンセプトのアクションパズルです
プロトタイプ版を作った目的
アイデアに広がりがあるか考えるための叩き台として制作しました。
コンセプトが伝わることも大事なので、UIなども丁寧に制作しました。
(客観性を失っていたため、面白さや独自性があるのか知りたかった)
開発を始めた時のことや過程
いつもはゲームジャムに参加しテーマを決めて1週間で制作しています。
しかし、今回はアイデアがすでにあり、遊びで実装したのが始まりでした。
はじめは「コピー&ペースト」を2Dゲームのモーションにも使えたら面白そうと考えました。一度コピーしたモーションを繰り返すことでステージを進ことができるとアクションパズルが作れるのでは...。(ElecHeadがめっちゃ好き)
奥山さんやけんじさん、学生時代の友人に見せたところ面白がってもらえたのでしっかり作ることにしました。
制作で意識したこと
1. 小さく完成させること
2. 大事なことから手をつけること
(優先順位を決める。手段と目的を入れ替えて現実逃避をしないように)
今回はレベルデザインが面白くならないとアイデア止まりになってしまうため、一番優先度が高かったです。
また、コンソール版にしたときにアイデアに広がりがあるかの検証も大事でした。ビームをオブジェクトに当てることで物や敵の動きを記録できたり、複数の記録データを持てたり、動く床のギミックなど。
次にこのアイデアを伝えるためのチュートリアルとUIデザインが同じくらい大事だったこと。
けんじさんから「PICO-8のステージはほぼチュートリアルでいいくらい」と言われて親切設計を心がけました。
今回のプロトタイプはここまで検証できたらOKとしました。
UIのアップデート
最初のUIでプレイしてもらったところ「何をすればいいか全くわからない」と言われてしまいました。
どうしても横で説明したくなる。いや説明してしまう。
これを「ゲームだけ渡しても操作できてコンセプトが伝わる」ところまで磨ければ完成としました。
放課後の18時ごろ、けんじさんがUIのアイデアを書いてくださり上下ボタンを使ったレバーデザインになりました。
(PICO-8では使えるボタンの数が少ないため、「記録」「再生」「逆再生」「ジャンプ」を操作するのに工夫が必要でした)
さらにカセットのUIをいただき実装して完成しました。
カセットの上下移動に緩急をつけることでデジタル空間が一気に物理空間に変わったような気がしました。イージング楽しい。
また、PICO-8ではスプライトの制限があるので今回はこれだけで制作しています。1つのテキストファイルにグラフィックやマップ・サウンド全て収まります。データサイズなんと31k!
PICO-8のスプライト画像
コンソール版について
L2で「動きを記録」、R2で「再生」のような操作感だと直感的かと思いコンソール版(Nintendo SwitchやSteam)を作ることにしました。
ゲームエンジンはインディーゲームのリリース実績が多そうなGameMakerを検討しています。
目標
まずはコンソール版完成させる!(2週間でGameMakerで下地づくり)
新しい体験を作りたい!
Indie Worldで紹介されたい!
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MOTION●REC
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